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【密室の一幕】〝悪夢のエレベーター〟木下 半太―――テンポよく読めるエンタメ小説


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今回は様々メディア化した「悪夢のエレベーター」を紹介するぞ。

タイトルは結構目にしますね。
一体どんな小説なんでしょうか?

「悪夢」という名がついているが、ホラー小説ではないぞ。
ミステリ要素を加えた、エンタメ小説だぞ。

ホラー小説じゃなくてよかったです……。

概要

 

後頭部の強烈な痛みで目を覚ますと、緊急停止したエレベーターに、ヤクザ、オカマ、自殺願望の女と閉じ込められていた。浮気相手の部屋から出てきたばかりなのに大ピンチ!?しかも、三人には犯罪歴があることまで発覚。精神的に追い詰められた密室で、ついに事件が起こる。意外な黒幕は誰だ?笑いと恐怖に満ちた傑作コメディサスペンス。(「BOOK」データベースより)

 

個人的ポイント

 

登 場 人 物 : 少なく、必要最低限で上手に作り込まれている。

文   章   力  : とてもテンポが良い。読みやすいです。

テ   ー   マ    : これを書くとネタバレになりますね。

ト リ ッ ク : どんでん返しでした。まさかこんな風に仕組んでいるとは。

後   読   感  : 意外な結末で驚きでした。

 

サクサクと読めるエンタメ小説。
停止されたエレベーターに閉じ込められた男女のドタバタ活劇!

 

感想

 

タイトルはよく目や耳にしていましたけど、触れてみるのは初めてでした。

エレベーターの中に閉じ込めらた4人の男女、というシンプルな舞台設定をとても上手に利用していた作品でした。まさに映画やドラマ、舞台などに映えます。

文章もテンポよくてスイスイ読めます。2日ぐらいで読めたと思います。登場人物たちも必要最低限って感じで、綺麗にまとまっていて、スッキリしています。

1章から3章で物語は構成されて、1章では妻が出産間近にも関わらず、EVに閉じ込めれた男の葛藤が描かれていて、EVから必死に脱出しようと四苦八苦。そして、物語が進むにつれて閉じ込めらている人物たちがヤバい人間だと分かりますますパニックになっていく……。

そして2章では、このEVに閉じ込められた人たちの裏側を描く。どうして、彼はEVに閉じ込めらたのか? そして、この人たちの秘密とは?

最後の3章は、EVから解放されてからの物語。これも謎が謎を呼ぶ展開で、驚愕の事実が次々に溢れて来ました。

二転三転する展開で、エレベーターという小さな箱に収まり切れないような、謎、葛藤、思惑、秘密、そして思いも寄らぬ結末! これぞエンタメ小説って感じで大変満足でした。

一気読み必須の一冊だと思います。シリーズ化もしているらしいので、是非とも機会があれば読んでみたいです。

 

サクサクとあっという間に読めました!
二転三転する展開で全く飽きることがなかったです。

 

こんな人におススメです

 

・映画やドラマを観て興味が湧いた人。

・テンポよく、あっという間に読みたい人。

・二転三転する展開が起こる小説を読みたい人。

・これから「悪夢シリーズ」を読んでいきたい人。