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【不屈の名作】〝ナイルに死す〟アガサ・クリスティー―――2020年に映画化される極上ミステリ


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今回はミステリの女王が描く名作「ナイルに死す」を紹介するぞ。

「ナイルに死す」……。
タイトルは知っていますが、どんな内容かは知らないんですよね。

そういう人は多いな。
映画化もされると聞き、更に「新訳版」も出たということで再読してきた。

映画化は気になりますね……。

概要

 

美貌の資産家リネットと新婚の夫のエジプト旅行には暗雲が垂れ込めていた。夫の元婚約者が銃を手につけ回してくるのだ。不穏な空気のなか、ナイル川をさかのぼる豪華客船上でついに悲劇が起きる。しかし、死体となって発見されたのは意外な人物だった…ポアロが暴く衝撃の真相とは?著者の代表作が新訳で登場。(「BOOK」データベースより)

 

個人的ポイント

 

登 場 人 物 : かなり多め。翻訳が苦手な人は付箋を用意。

文   章   力  : 新訳版ということもあり、とても読みやすかったです。

テ   ー   マ    : 愛。

ト リ ッ ク : とてもびっくり。古くても名作は色褪せない。

後   読   感  : 切なくも悲しい話でした……。

 

アガサ・クリスティーの代表作のひとつ。
ナイル川という広大な川と閉鎖的な船で繰り広げられる極上ミステリーだ!

 

感想

 

昔に読んだことがありましたが、映画化&新訳版が出版されたということで再読。

読み始めるまで、「内容ほとんど忘れている」と思っていましたが、実際に読んでみると、どんどん内容が甦る。やっぱり名作は色褪せない。それほどに印象強い作品だったということですね。

登場人物はかなり多くてやや覚え辛いですが(自分だけ?)、冒頭には登場人物一覧が載っているので分かりやすい。

たくさん登場する人物たちですが、この物語には全員が必要です。特徴的であり、魅力的であり、全員に血が通っています。初読の際は、一体この中から誰が殺さるんだろう、とワクワクしながら読んでいました。

殺人事件は、ページが半分過ぎたくらいから発生します。

え? そんなに掛かるの? と思う方もいるかもしれませんが、全然気になりません。登場人物たちの背景や関係。不穏な空気が漂って殺人が発生するまでも興味深く読めます。

そして、殺人が発生してから一気読み!

「これって翻訳作品なの?」と感じる程、すいすい読めます。さすが新訳版。読みやすい。

殺人現場に残された不可解なメッセージ。消えた拳銃。乗客の中にいる容疑者。

論理的思考で犯人を絞っていくポアロ……。

被害者は何故、殺された?

そして、発生する更なる殺人!

こんなワクワクする作品が、何年も前に出版されていたとは信じられませんね。

そして、結末には驚愕しました。意外なトリックと意外な犯人。もうびっくりです。

やはり海外作品は、特別な魅力がありますよね。

もっと面白い海外の作品を発掘していきたいです。

 

とても面白かったです!
アガサ・クリスティーの代表作に選ばれるのも納得の一冊でした。

 

こんな人におススメです

 

・長編でがっつりと名作を楽しみたい人。

・ポアロシリーズ作品が好きな人。

・新訳版を気に再読してみたい方。

・映画化もされて内容が気になっている人。