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【忘却探偵第5弾】〝掟上今日子の退職願〟西尾 維新―――4人の女性刑事との捜査


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忘却探偵シリーズの第5弾。
掟上今日子の退職願を紹介するぞ!

今回は、女性刑事たちが今日子さんの相棒らしいですね。

その通り。
女性特有の葛藤や今日子さんに対する思いを描いていくぞ。

女性ばかりでとても楽しみな一冊です。

概要

 

次の捜査を、最後の仕事に―。結婚のため退職を決めた波止場警部は、「少しでも長くこの事件に携わっていたい」と思っていた。しかし、一日で謎を解決する「最速の探偵」掟上今日子の登場で、明日にも職場を去ることになりそうで!?個性豊かな4人の女性警部と、不可思議な4つの事件に挑む、シリーズ第5巻!(「BOOK」データベースより)

 

個人的ポイント

 

登 場 人 物 : 女性刑事たちがメインの物語。

文   章   力  : 相変わらずの文章力。特に深読みする文章は好みです。

テ   ー   マ    : どれも女性特有の葛藤を描いていました。

ト リ ッ ク : どれも一捻りされていて面白かったです。

後   読   感  : 次回も楽しみに思える作品でした!

 

4つの短編が収録されているぞ。
どの話も変わった死体を扱った話で、飽きることないぞ。

 

感想

 

4つの特異な死体を扱った今作品。

どれもトリックが捻られていて面白かったです。

簡単に4つの話について、下記の通りにご紹介します。

① とある部屋で発見されたバラバラ死体。

 容疑者はたくさんいるものの全員がアリバイを持っており、犯人を特定できずに困り果てていた。

② 野球の球場で発見された墜落死体。

 何故か、周りに高所がないにも関わらず野球場のグラウンドに、プロ野球選手の死体が発見される。一体彼は何処から「落ちた」のか?

③ 病院の一室で凶器もなく発見された絞殺死体。

 高齢の男性が首を絞められた状態で発見される。しかし、男性の死期は近く、殺されるような理由もなく、凶器も発見されない。何故、絞殺されたのか?

④ 犯人の住居から程近い池から発見される水死体。

 どうして、犯人はわざわざ自分の家から近い池に死体を遺棄したのか? 死体を隠すなら遠い場所に遺棄すればいいものの……。

といった感じです。

今回は、今日子さんの相棒はすべて女性刑事ということで、女性ならではの目線や内に秘めた思いの葛藤があり、興味深かったです。

特に、今日子さんの「探偵方法」は私の好み。

全ての可能性を検討し、自らも実践する。まるで体当たりな推理は、読んでいるこっちもおろおろしますし、相棒の女性刑事もおろおろしていました(笑) これが今日子さんの魅力のひとつでもあるんですけどね。

次巻も期待ができる一冊でした! 

 

どの話もトリックが捻られていて、面白かったです。
次回作品もとても楽しみです。

 

こんな人におススメです

 

・4つの多種多様な殺害方法を描いた短編を読みたい人。

・4人の女性刑事と今日子さんのバディ作品を読みたい人。

・西尾維新作品が好きな人。

忘却探偵シリーズが好きな方。