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【ネタバレ注意!】たぬき探偵のミステリ講義 ~叙述トリックの作品紹介②~


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はじめに

タイトルでも、喚起していますが、再度……

ネタバレ要注意! です。

これから紹介するのは、叙述トリックの作品です。

この記事を見る事によって、叙述トリックの醍醐味を奪ってしまう恐れがあります( ノД`)シクシク…

ですから、閲覧は細心の注意を払って下さい。

ちなみに「叙述トリック」とは何ぞ? という方は以下の記事を参照して下さい。

www.snowman-bookshelf.com

  

今回は、叙述トリックの紹介第2弾です! 第1弾については、下記の記事をご参照下さい。

第1弾は有名な叙述トリックの作品を取り扱っています!

 

www.snowman-bookshelf.com

 

叙述トリックの作品を紹介

 

さて。
それでは私が今まで読んできた叙述トリックの作品を紹介するぞ。
今回はちょっとマイナーな叙述トリックの作品も含めてみたぞ。

今回は10作品(シリーズ)を紹介するとのことです。
人によっては「これって叙述トリック?」と思う作品もあるかもしれませんが、ご了承ください。

 

1.夜想曲(ノクターン)

 

同期会が催された山荘で三日三晩に三人のメンバーが絞殺された。俳優の桜木も会に参加していたが、なぜか、その間の記憶が抜け落ちていた。ただ、ひとつロープで他人の首を絞めた生々しい感触を除いては…。そしてその追い打ちをかけるように何者かからワープロ原稿が送られてきた。そこには空白の三日間が小説として再現され、桜木を真犯人として断罪していたが…。トリック&ロジックの本格派が新たに叩きつける「読者への挑戦状」。長編ミステリ。

   

もう絶版になってしまっているが、電子書籍で購入可能な作品だぞ!

先入観なしで読んでみたら、まんまと騙されました!
こんなトリックがあるとは……。

 

2.電氣人閒の虞

 

「電気人間って知ってる?」一部の地域で根強く語られている奇怪な都市伝説。真相に近付く者は次々に死んでいく。語ると現れ、人の思考を読むという電気人間は存在する!?ライターの柵馬朋康もまた謎の解明に乗り出すが、複数の仮説を拒絶する怪異は、彼を出口の見えない困惑の迷宮に誘う―。ミステリか、ホラーか。ジャンルの枠を軽妙に超越する鮮烈の問題作!

   

都市伝説をテーマにした作品だ。
電気人間という都市伝説の秘密に迫っていく物語だぞ!

確かに「問題作」と言われてるのが納得の作品です。
この真相には鳥肌が立ちました……。

 

 

3.アルバトロスは羽ばたかない

 

児童養護施設・七海学園に勤めて三年目の保育士・北沢春菜は、仕事に追われながらも、学園の日常に起きる不可思議な事件の解明に励んでいる。そんな慌ただしい日々に、学園の少年少女が通う高校の文化祭の日に起きた、校舎屋上からの転落事件が影を落とす。これは単なる「不慮の事故」なのか? だが、この件に先立つ春から晩秋にかけて春菜が奔走した、学園の子どもたちに関わる四つの事件に、意外な真相に繋がる重要な手掛かりが隠されていた。鮎川哲也賞受賞作『七つの海を照らす星』に続く、清新な本格ミステリ、待望の文庫化。

   

注意!この作品は〈七海学園〉シリーズの第2弾だ。。
前作の「七つの海を照らす星」を読んでから、こちらを読むのを推奨するぞ。

学園ミステリ×叙述トリックは中々ない組み合わせですよね。。
それにしても綺麗な物語ですね……。

 

 

4.今はもうない

 

避暑地にある別荘で、美人姉妹が隣り合わせた部屋で一人ずつ死体となって発見された。二つの部屋は、映写室と鑑賞室で、いずれも密室状態。遺体が発見されたときスクリーンには、まだ映画が…。おりしも嵐が襲い、電話さえ通じなくなる。S&Mシリーズナンバーワンに挙げる声も多い清冽な森ミステリィ。

   

この作品もシリーズ作品になっている。
S&Mシリーズの8番目にあたるぞ。できれば順番に読んで欲しい。

理系ミステリで有名な森博嗣さんの作品です。
内容もどこか幻想的でS&Mシリーズ最高傑作という声も上がってる作品です。

 

 

5.神のロジック 人間のマジック

 

ここはどこ?何のために?世界中から集められ、謎の“学校”で奇妙な犯人当てクイズを課される〈ぼくら〉。やがてひとりの新入生が〈学校〉にひそむ“邪悪なモノ”を目覚めさせたとき、共同体を悲劇が襲う―。驚愕の結末と周到な伏線とに、読後、感嘆の吐息を漏らさない者はいないだろう。傑作ミステリー。

   

とある学校で行われてる「犯人当てクイズ」の謎とは?
そして学校の秘密とは……。

SFミステリが得意な作者が書く異色の学園ミステリですね。
細かい伏線には驚きました!

 

 

6.神様の裏の顔

 

神様のような清廉潔白な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみに包まれ、誰もが涙した。…のだが、参列者たちが「神様」を偲ぶ中、とんでもない疑惑が。実は坪井は、凶悪な犯罪者だったのではないか…。坪井の美しい娘、後輩教師、教え子のアラフォー男性と今時ギャル、ご近所の主婦とお笑い芸人。二転三転する彼らの推理は!?どんでん返しの結末に話題騒然!!第34回横溝正史ミステリ大賞“大賞”受賞の衝撃ミステリ!

   

二転三転する推理が好きな人は絶対に楽しめる一冊になっているぞ。
「横溝正史ミステリ大賞」というお墨付きだ。

ミステリ初心者でもとても読みやすい作品になっていますね!
いろいろな証言が積み重なって真相にじりじり迫っていくのは緊迫感があります。

 

 

7.向日葵の咲かない夏

 

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。

   

道尾秀介の出世作とも呼べる作品!
先入観なしで是非とも盛大に騙されて欲しい作品だ!

う……。とても一言では表現できない作品です……。
とにかく是非とも読んで下さい。この衝撃度は計り知れません。

 

8.片眼の猿

 

盗聴専門の探偵、それが俺の職業だ。目下の仕事は産業スパイを洗い出すこと。楽器メーカーからの依頼でライバル社の調査を続けるうちに、冬絵の存在を知った。同業者だった彼女をスカウトし、チームプレイで核心に迫ろうとしていた矢先に殺人事件が起きる。俺たちは否応なしに、その渦中に巻き込まれていった。謎、そして…。ソウルと技巧が絶妙なハーモニーを奏でる長編ミステリ。

   

続いての道尾秀介作品。今作は「向日葵の咲かない夏」からがらりと作風が変わるぞ!

この作品は読み心地が良いですね。盗聴専門の探偵とは中々ない設定で、退屈せずにすらすら読まました!

 

 

9.たったひとつの、ねがい。

 

彼女と知り合ったのは学生時代だった。互いに心を通わせてる、そのことすらも確認しなくても分かる日々。そして今日、俺は思い切って結婚を彼女に持ち出してみた。下手に出て、お伺いしてみる。恐る恐る顔を上げて反応を確かめると、非常に希少なものが拝めた。彼女がにたにたと、ともすれば意地悪く見えるほどにやついている。つまり、良いよ、ということ?やったぁ…と、思ったその瞬間。あんな、あんなことが起こるなんて。それから、俺のもう一つの人生は始まった。

   

読みやすい作品ではあるが、内容はとにかく重い。つらい描写もあるので苦手な人は要注意な作品かも。

こ、こんな結末だなんて。とにかくショックです……。
是非読んでみてこのショックを共有したいです……。

 

 

10.交換殺人には向かない夜

 

浮気調査を依頼され、使用人を装って山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。ガールフレンドに誘われ、彼女の友人が持つ山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平。寂れた商店街の通りで起こった女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。別々の場所で、全く無関係に夜を過ごしているはずだった彼らの周囲で、交換殺人はいかにして実行されようとしていたのか?飄々と、切れ味鋭い傑作本格推理。 

   

この作品もシリーズ作品になっているから、要注意だ。
「烏賊川市シリーズ」の4巻にあたるぞ!是非とも順番に読んで欲しい。

始めから「交換殺人」ってネタバレしていますが、これさえも伏線にしているとは……。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

 

今回はシリーズ作品内にある「叙述トリック作品」も加えてみました。

人によっては「叙述トリックではない」と思う方もいるかもしれませんが、あくまで筆者が感じたものになりますので、ご了承ください。中々叙述トリックの作品って少ないんですよね……。

次回も色んな叙述トリックの作品を紹介したいと思います!

それではありがとうございました。

 

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