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【忘却探偵第4弾】〝掟上今日子の遺言書〟西尾 維新―――初の長編と再びの隠館


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忘却探偵の第4弾を紹介していくぞ!

おぉ、また今日子さんの活躍を読めるんですね。

しかも、今回は初の長編!
そして、第1作の隠館厄介が再登場するぞ!

あの冤罪体質の厄介が再びとは。
それは楽しみも倍増しますね!

概要

 

冤罪体質の隠館厄介は、ビルの屋上から転落した女子中学生に直撃され生死の境をさまようも、またも犯人扱い。事件現場には、ある漫画が自殺の理由だと記す遺書が。漫画雑誌編集長の紺藤の依頼で、最速の探偵・掟上今日子が、遺書の「違和感」の正体に迫る。厄介登場で恋の行方も気になる「忘却探偵シリーズ」第4巻。(「BOOK」データベースより)

 

個人的ポイント

 

登 場 人 物 : 主要キャラは5人もいないかもしれないですね。

文   章   力  : 相変わらず言葉遊びが上手く、癖になる文体です。

テ   ー   マ    : 自殺とその動機だと感じました。

ト リ ッ ク : まさかそんな動機とは。でも自分もちょっと思い至る所もある。

後   読   感  : 安定の「忘却探偵シリーズ」! 次回も楽しみです。

 

今回はシリーズ初の長編作品だぞ!
しかも、冤罪体質の厄介が女子学生の自殺に巻き込まれてしまうんだ。

 

感想

 

今までの作品は、短編や連作短編集だったシリーズですが、今回はひとつの事件を一冊で描く初めての長編作品。

シリーズモノで、長編が4つ目に来るのって中々ないんじゃないですかね?

しかも、第1作品で登場した「隠館厄介」が再登場するとあっては、期待大の作品ですよね。

そして、物語早々厄介がやってくれましたね(笑)

いきなり女学生の自殺に巻き込まれて手足を骨折してしまうとは、不運としか言いようがないですね……。

更には、被害者の厄介が「こいつの所為で、女学生の怪我が悪化した」だの、酷い扱い用でした(笑) こういった被害を受けてしまうとは、あまりにも不憫ですね。

だからこそ、今日子さんと知り合うことが出来たのでしょうけど。

でも、今日子さんからしてみたら毎回初対面なんだよなぁ、と思うと厄介としては忸怩たる思いですよね。

そして、謎は「何故、少女は遺言を遺して自殺したのか?」しかも、とある漫画の文章を引用して。

その所為で、漫画の作家さんは筆を折る所まで、追い詰められてしまう。流れ弾に当たってしまった感じですよね。

そして、厄介はとある事情からこの事件は本当に「自殺なのか?」と疑い始める。

事故か?

それとも、殺人ではないか? 

と色んな可能性を推理するのは楽しいですね。

そして、事件の裏に潜む動機には、「なるほどな」と私にはとても納得できるものでした。

おそらく、厄介の冤罪体質が改善されない限りは、このシリーズは続いていきそうですね(笑)

 

確かに少女の動機に頷くこともできますね。
それが多感な時期なら、なおさら、って感じがします。

 

こんな人におススメです

 

・多感な時期の自殺をテーマにしている作品に興味ある人。

・動機に重みを置いた作品を読みたい人。

・西尾維新の作品が好きな人。

忘却探偵シリーズが好きな人