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【犯人が主役】たぬき探偵のミステリ講義 ~倒叙ミステリの作品紹介①~


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はじめに

今回は、「犯人が主役」の倒叙ミステリの作品をいくつか紹介致します。 

あまり数が多くない倒叙ミステリですが、有名どころから、あまり知られていないような作品を紹介していきたいと思っています。

そもそも、「倒叙ミステリ」って何? という方は、下記の記事で紹介しているので、是非ともご確認下さい。

 

www.snowman-bookshelf.com

 

 

倒叙ミステリの作品紹介

 

さて。
それでは私が今まで読んできた倒叙ミステリの作品を紹介するぞ。

今回は15作品(シリーズ)を紹介するとのことです。

 

1.クロイドン発12時30分

 

 

九月七日十二時三十分クロイドン発フランス行き。十歳のローズ・モーリーは初めて飛行機に乗った。父と祖父、祖父の世話係が一緒だ。パリで交通事故に遭った母の許へ急ぐ旅であることも一時忘れるくらいわくわくする。あれ、お祖父ちゃんたら寝ちゃってる。―いや、祖父アンドルー・クラウザーはこときれていた。自然死ではなく、チャールズ・スウィンバーンに殺されたのである。

   

世界世界三大倒叙ミステリと呼ばれている作品のひとつだぞ!

へぇ。こんな本があったとは……
あれ? 残りの二冊は?

すまないが、まだ読めていないのだ……
だが! 必ず読むのでそれまで待って欲しい。

残りの二冊も一応リンクを貼っておきます。
読見終えたら必ず紹介します!

   

 

 

2.青の炎

 

 

櫛森秀一は、湘南の高校に通う十七歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との三人暮らし。その平和な家庭の一家団欒を踏みにじる闖入者が現れた。母が十年前、再婚しすぐに別れた男、曾根だった。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとしていた。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意する。自らの手で曾根を葬り去ることを…。完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い。その哀切な心象風景を精妙な筆致で描き上げた、日本ミステリー史に残る感動の名作。

   

私が真っ先に思い出した倒叙ミステリがこれだ。

ぼくもタイトルに聞き覚えが……。有名な作品みたいですね。

映画化された作品でもあるからな。

 

 

3.福家警部補の挨拶

 

 

本への愛を貫く私設図書館長、退職後大学講師に転じた科警研の名主任、長年のライバルを葬った女優、良い酒を造り続けるために水火を踏む酒造会社社長―冒頭で犯人側の視点から犯行の首尾を語り、その後捜査担当の福家警部補がいかにして事件の真相を手繰り寄せていくかを描く倒叙形式の本格ミステリ。刑事コロンボ、古畑任三郎の手法で畳みかける、四編収録のシリーズ第一集。

   

これも知る人ぞ知る作品。テレビドラマ化もしてたぞ。

作者が「刑事コロンボ」の大ファンだって名言していますもんね。

 

4.福家警部補の再訪

 

 

しがない探偵から転身し上昇気流に乗った警備会社社長、一世一代の大芝居を自作自演する脚本家、天才肌の相棒と袂を分かち再出発を目論む漫才師、フィギュア造型力がもたらす禍福に翻弄される玩具企画会社社長―犯人側から語られる犯行の経緯と実際。対するは、善意の第三者をして「あんなんに狙われたら、犯人もたまらんで」と言わしめる福家警部補。百戦不殆のシリーズ第二集。

   

人気シリーズの弟2弾だぞ。

犯人役の人たちが全然違う職業というのは面白いですね。
職種が異なる彼らがどんな犯罪を企てるのか……

 

5.福家警部補の報告

 

 

今や生殺与奪の権を握る営業部長となった元同人誌仲間に干される漫画家、先代組長の遺志に従って我が身を顧みず元組員の行く末を才覚するヤクザ、銀行強盗計画を察知し決行直前の三人組を爆弾で吹き飛ばすエンジニア夫婦―過去数々の修羅場をくぐり抜けてきた経験は、殺人事件に際しても活かされる。福家警部補はどこに着眼して証拠を集めるのか。三編収録のシリーズ第三集。

   

人気シリーズの弟3弾だ。今回は3編が収録されているぞ。

かなり1編1編が重厚になっていますね。読み応えありの1冊です。

 

6.扉は閉ざされたまま

 

 

大学の同窓会で七人の旧友が館に集まった。“あそこなら完璧な密室をつくることができる…”伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。自殺説も浮上し、犯行は成功したかにみえた。しかし、碓氷優佳だけは疑問を抱く。開かない扉を前に、息詰まる頭脳戦が始まった…。

   

倒叙ミステリといえば、これ! 絶対に押さえたい1冊だぞ。

この探偵役の「碓氷優佳」。一癖も二癖もあるキャラクターですね……。魅力的です。

 

7.君の望む死に方

 

 

余命六カ月―ガン告知を受けたソル電機社長の日向は、社員の梶間に、自分を殺させる最期を選んだ。日向には、創業仲間だった梶間の父親を殺した過去があったのだ。梶間を殺人犯にさせない形で殺人を実行させるために、幹部候補を対象にした研修を準備する日向。彼の思惑通りに進むかに見えた時、ゲストに招いた女性・碓氷優佳の恐るべき推理が、計画を狂わせ始めた…。

   

「碓氷優佳シリーズ」の弟2弾! 今度は前作とかなり趣向が違う作品になっているぞ。

「自分を殺させる為の計画」ってこんな倒叙ミステリもあるんですね。

 

8.彼女が追ってくる

 

 

旧知の経営者仲間が集う「箱根会」の夜、中条夏子はかつての親友・黒羽姫乃を殺した。愛した男の命を奪った女の抹殺を自らの使命と信じて。証拠隠滅は完璧。さらに、死体が握る“カフスボタン”が予想外の人物へ疑いを向ける。夏子は完全犯罪を確信した。だが、ゲストの火山学者・碓氷優佳は姫乃が残したメッセージの意味を見逃さなかった。最後に笑う「彼女」は誰か…。

   

「碓氷優佳シリーズ」の弟3弾。タイトルが意味深だ。

ぞくりとさせる1冊ですね。碓氷優佳が恐ろしい……。

 

9.容疑者Xの献身

 

 

運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。 東野圭吾作品読者人気ランキング第1位。累計220万部突破、直木賞受賞の大ベストセラー。 天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘の美里と暮らす隣人の花岡靖子に秘かな想いを寄せていた。 ある日、靖子の前夫・富樫が母娘の居場所を突き止めて訪ねてきた。金を無心し、暴力をふるう富樫を、靖子と美里は殺してしまう。 呆然とする二人を救うために、石神は完全犯罪を企てる。 だが皮肉にも、石神と帝都大学の同期であり、親友である物理学者の湯川学がその謎に挑むことになる。 ガリレオシリーズ初の長編。第134回直木賞受賞作。第6回本格ミステリ大賞受賞。2005年度の国内の主要ミステリランキング「本格ミステリ・ベスト10」「このミステリーがすごい! 」「週刊文春ミステリベスト10」すべてにおいて1位獲得、エドガー賞(MWA主催)候補作にもなった。日本では福山雅治主演で映画化、韓国、中国でも映画化。舞台化もされた。

   

推理小説好きなら絶対に知っている1冊!

ぼくでも知っている作品です。かなり感動の1冊ですよね……。

 

10.聖女の救済

 

 

資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作。

   

これは東野圭吾の「ガリレオシリーズ」のひとつだぞ。

女性の執念がこれ程に恐ろしいとは……。怖い。

 

11.ゲームの名は誘拐

 

 

敏腕広告プランナー・佐久間は、クライアントの重役・葛城にプロジェクトを潰された。葛城邸に出向いた彼は、家出してきた葛城の娘と出会う。“ゲームの達人”を自称する葛城に、二人はプライドをかけた勝負を挑む。娘を人質にした狂言誘拐。携帯電話、インターネットを駆使し、身代金三億円の奪取を狙う。犯人側の視点のみで描く、鮮烈なノンストップ・ミステリー。

   

東野圭吾の誘拐もののミステリーだぞ。。

誘拐犯が主人公なんですね。犯行が上手くいくかドキドキしますね。

 

12.探偵が早すぎる(上下)

 

 

父の死により莫大な遺産を相続した女子高生の一華。その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる。一華が唯一信頼する使用人の橋田は、命を救うためにある人物を雇った。それは事件が起こる前にトリックを看破、犯人(未遂)を特定してしまう究極の探偵!完全犯罪かと思われた計画はなぜ露見した!?史上最速で事件を解決、探偵が「人を殺させない」ミステリ誕生!

   

女子高生の遺産を狙い、あの手この手で殺害を目論む親族たち!

その計略を探偵があらかじめ見抜き、阻止するんですね! 
読みやすいです!

 

13.99%の誘拐

 

 

緊迫度MAXIMUM(マキシマム)!空前絶後の完全犯罪

末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第10回吉川英治文学新人賞受賞作!

   

これも誘拐ものの作品だぞ。誘拐ものは倒叙ミステリがやりやすい。

古い作品で電子機器など旧世代ですね。でも抜群に面白いです。

 

最後に

如何でしたでしょうか?

ひとつでも「読んでみたいな」と思える作品があったのなら、幸いです。

倒叙ミステリはあまり数がないので、もしかしたら、作品紹介②で終わってしまうかもしれません。

そうならないためにも、もっとたくさん本を読んで皆様に情報を発信できたらな、と思います。

それでは。

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