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【ネタバレ注意!】たぬき探偵のミステリ講義 ~叙述トリックの作品紹介①~


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はじめに

タイトルでも、喚起していますが、再度……

ネタバレ要注意! です。

これから紹介するのは、叙述トリックの作品です。

この記事を見る事によって、叙述トリックの醍醐味を奪ってしまう恐れがあります( ノД`)シクシク…

ですから、閲覧は細心の注意を払って下さい。

ちなみに「叙述トリック」とは何ぞ? という方は以下の記事を参照して下さい。

www.snowman-bookshelf.com

  

叙述トリックの作品を紹介

 

さて。
それでは私が今まで読んできた叙述トリックの作品を紹介するぞ。
あえて、有名な叙述トリックの作品を集めてみた。

今回は15作品(シリーズ)を紹介するとのことです。

 

1.アクロイド殺し

 

アクロイド殺し

アクロイド殺し

  • 作者:アガサ・クリスティ/羽田詩津子
  • 出版社:早川書房
  • 発売日: 2003年12月

 

深夜の電話に駆けつけたシェパード医師が見たのは、村の名士アクロイド氏の変わり果てた姿。容疑者である氏の甥が行方をくらませ、事件は早くも迷宮入りの様相を呈し始めた。だが、村に越してきた変人が名探偵ポアロと判明し、局面は新たな展開を…驚愕の真相でミステリ界に大きな波紋を投じた名作が新訳で登場。

   

最古の「叙述トリック」と呼ばれている作品でもあるぞ。

ミステリファンならば、必読の一冊といったところでしょうか・・・・・・。

 

2.十館館の殺人(館シリーズ)

 

十角館の殺人 <新装改訂版>

十角館の殺人 <新装改訂版>

  • 作者:綾辻 行人
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 2007年10月

 

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!’87年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。

   

日本の「新本格ブーム」を巻き起こした一冊。
十角館を始めとする「館シリーズ」では、この叙述トリックの性質を持ち合わせた作品ばかりだ。

「館シリーズ」の殆どが、叙述トリックを用いているんですか・・・・・・。

 

 

3.どんどん橋、落ちた

 

どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

  • 作者:綾辻 行人
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 2017年02月15日

 

ミステリ作家・綾辻行人のもとに持ち込まれる“問題”はひと筋縄ではいかないものばかり。崩落した“どんどん橋”の向こう側で、燃える“ぼうぼう森”の中で、明るく平和だったはずのあの一家で…勃発する難事件の“犯人”は誰か?本格ミステリシーンを騒然とさせた掟破りの傑作集、新装改訂版で登場!

   

「館シリーズ」の綾辻行人の短編集だ。

「叙述トリック」の作品集らしいのですが、一味も二味も変わった作品集らしいです・・・・・・。

 

 

4.Another(上下)

 

Another(上)

Another(上)

  • 作者:綾辻 行人
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日: 2011年11月25日
Another(下)

Another(下)

  • 作者:綾辻 行人
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日: 2011年11月25日

 

夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい何が起きているのか!?いまだかつてない恐怖と謎が読者を魅了する。名手・綾辻行人の新たな代表作となった長編本格ホラー。

   

またもや綾辻行人の作品。
これはホラー小説に分類されているぞ。

アニメ・映画・漫画にもなった作品です。知っている方も多いのでは?

 

 

5.星降り山荘の殺人

 

新装版 星降り山荘の殺人

新装版 星降り山荘の殺人

  • 作者:倉知 淳
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 2017年07月14日

 

雪に閉ざされた山荘に、UFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女性作家、癖の強い面々が集められた。交通が遮断され電気も電話も通じなくなった隔絶した世界で突如発生する連続密室殺人事件!華麗な推理が繰り出され解決かと思った矢先に大どんでん返しが!?見事に騙される快感に身悶えする名作ミステリー。

   

倉知淳が書いたクローズド・サークル×叙述トリックの推理小説だぞ。

独特の文体が癖になる作家ですよね。この作品もかんり評価が高いです。

 

 

6.仮面山荘殺人事件

 

仮面山荘殺人事件

仮面山荘殺人事件

  • 作者:東野圭吾
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 1995年03月

 

八人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた八人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに一人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。七人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった…。

   

東野圭吾の初期の作品だ。大きな意欲作となってる。

確かに東野圭吾が叙述トリックとクローズド・サークルを合わせるなんて、今だと考えられませんね。

 

 

7.叫びと祈り

 

叫びと祈り

叫びと祈り

  • 作者:梓崎優
  • 出版社:東京創元社
  • 発売日: 2013年11月29日

 

砂漠を行くキャラバンを襲った連続殺人、スペインの風車の丘で繰り広げられる推理合戦…ひとりの青年が世界各国で遭遇する、数々の異様な謎。選考委員を驚嘆させた第5回ミステリーズ!新人賞受賞作を巻頭に据え、美しいラストまで突き進む驚異の連作推理。各種年末ミステリ・ランキングの上位を席捲、本屋大賞にノミネートされるなど破格の評価を受けた大型新人のデビュー作。

   

著者のデビュー作となる一冊だ。

短編集なんですね・・・・・・。「砂漠を走る船の道」が叙述トリックの作品となっているらしいです。

 

www.snowman-bookshelf.com

 

 

8.アヒルと鴨のコインロッカー

 

アヒルと鴨のコインロッカー

アヒルと鴨のコインロッカー

  • 作者:伊坂幸太郎
  • 出版社:東京創元社
  • 発売日: 2006年12月

 

ボブ・ディランはまだ鳴っているんだろうか? 引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は――たった1冊の広辞苑!? そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ! 清冽な余韻を残す傑作ミステリ。第25回吉川英治文学新人賞受賞。

   

人気作家伊坂幸太郎が書く、叙述トリックの推理小説だぞ。

この作品は映画化までされているらしいですね。映画も面白いので是非とも観て下さい!

 

 

9.殺戮にいたる病

 

新装版 殺戮にいたる病

新装版 殺戮にいたる病

  • 作者:我孫子 武丸
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 2017年10月13日

 

東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるシリアルキラーが出現した。くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇、平凡な中流家庭の孕む病理を鮮烈無比に抉る問題作!衝撃のミステリが新装版として再降臨!

   

あの名作サウンドノベル「かまいたちの夜」をシナリオを書いた著者だ。

内容はかなりグロイ様子・・・・・・。苦手な人は覚悟を持って読んで下さい。

 

 

10.ハサミ男

 

ハサミ男

ハサミ男

  • 作者:殊能 将之
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 2002年08月

 

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。

   

これぞ、叙述トリックの作品の代表格といっても過言ではない作品だ。

この作品もグロイらしいですが、内容はとても面白い作品になっています。

 

 

11.葉桜の季節に君を想うということ

 

葉桜の季節に君を想うということ

葉桜の季節に君を想うということ

  • 作者:歌野 晶午
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日: 2007年05月

 

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。

   

後読感がかなり◎。「頑張るぞっ」という気持ちにさせてくれる作品だ。

なんとあの、SMAPの中居正広が絶賛した作品だそうです。ファンなら一読の価値あり?

 

 

12.イニシエーション・ラブ

 

イニシエーション・ラブ

イニシエーション・ラブ

  • 作者:乾 くるみ
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日: 2007年04月

 

僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

   

ページ数が多くなく、あっという間に読める作品だ。叙述トリック初心者におススメの一冊だ。

たぬきたは全部読み終えてから直ぐに読み直したそうです。それくらい気軽に読める作品です。

 

 

13.○○○○○○○○殺人事件

 

○○○○○○○○殺人事件

○○○○○○○○殺人事件

  • 作者:早坂 吝
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 2017年04月14日

 

アウトドアが趣味の公務員・沖らは、仮面の男・黒沼が所有する孤島での、夏休み恒例のオフ会へ。赤毛の女子高生が初参加するなか、孤島に着いた翌日、メンバーの二人が失踪、続いて殺人事件が。さらには意図不明の密室が連続し…。果たして犯人は?そしてこの作品のタイトルとは?第50回メフィスト賞受賞作。

   

二重の意味で衝撃的だった作品。まさかこんな叙述トリックがあったとは!

異例の「タイトル当て」の作品。この作品のタイトルに全てが隠されているそうです。

 

 

14.慟哭

 

慟哭

慟哭

  • 作者:貫井徳郎
  • 出版社:東京創元社
  • 発売日: 1999年03月

 

連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。異例の昇進をした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心をよせる。こうした緊張下で事態は新しい方向へ!幼女殺人や怪しげな宗教の生態、現代の家族を題材に、人間の内奥の痛切な叫びを、鮮やかな構成と筆力で描破した本格長編。

   

この作品も著者のデビュー作だ。圧倒的な文章力でぐいぐい引き込まれるぞ!

もしかして、叙述トリックがデビュー作が多いのではないでしょうか?

 

 

15.ロートレック荘事件

 

ロートレック荘事件

ロートレック荘事件

  • 作者:筒井 康隆
  • 出版社:新潮社
  • 発売日: 1995年02月

 

夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが…。二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。邸内の人間の犯行か?アリバイを持たぬ者は?動機は?推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。前人未到のメタ・ミステリー。

   

あの筒井康隆が書いた叙述トリックの作品だぞ!

「時をかける少女」の筒井康隆ですか!? これはびっくりですね。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

ミステリ読みならば「この作品全部知っているよ」という方もいるかと思います。

しかし、今回は敢えて「知名度が高く」「評価が高い」が書いた叙述トリックを集めてみました。

ミステリ初心者向けに書いた記事だというのをご了承下さい。

次回、叙述トリックの作品を紹介する際は、もっと別の作品を紹介致します。

それではありがとうございました。

 

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