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【忘却探偵第2弾】〝掟上今日子の推薦文〟―――2億の絵画が200万になった真実とは?


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今回は忘却探偵第2弾を紹介だ!

確か、寝ると記憶がリセットされる、という探偵の話ですよね。

そう。だが前作と打って変わってある大きな箇所が変更になっているんだ!
そこも読みどころのひとつだぞ。

一体、何が変更になっているんだろう・・・・・・。

概要

 

二億円の絵が一夜にして二百万円に急落。鑑定人は、忘却探偵・掟上今日子。しかし、絵がすり替えられた形跡もなければ、今日子さんには記憶もない。美術館警備員・守の依頼を受けて看破した真相は、さらなるアートな難事件を巻き起こす!彼女と過ごす時間はいつだって最初で最後。「忘却探偵シリーズ」第2巻。(「BOOK」データベースより)

 

個人的ポイント

 

登 場 人 物 : 登場人物は少なめで覚えやすい。

文   章   力  : 西尾維新の文章が好きなら合う。

テ   ー   マ    : 今回は「絵」とか「芸術」がテーマ。

ト リ ッ ク : あっと驚くようなトリックではないが、魅せ方というか読ませ方が上手い。

後   読   感  : 主人公・守の就職先というか、これからの人生が気になります。

中編が3つ収録されていてボリュームがあるぞ。
今回も「忘却探偵」という設定を上手に使っていて、面白い!

 

感想

 

今回の舞台は、美術館。

さて、どんな話なのかなぁ、と思って読んでみたらビックリ。主人公が変わっているではありませんか。

前回の主人公の「隠館」はまったく登場しない。1ページたりとも。あまつさえ「隠館」という名前すら出てこない。

むむむ。

この話の時系列はどうなっているのだろうか? 前作の過去編? それとも純粋な続編? まぁ気にしていても仕方ない。

あくまで、今回の主人公は「守」という美術館警備員の男。

彼が警備している美術館に、忘却探偵 掟上今日子が毎日のように来館し、ある絵画を2億円と鑑定するも、記憶を失くした今日子さんが次に鑑定した時は200万円に!

うまく「忘却探偵」という設定を使っていて、面白い見せ方だな、と感心しました。

絵はすり替えられた様子もなく、この絵の背景にも価値が暴落するような理由もない。

真実自体は、上手く推理できて、真相を当てることが出来ました。

 

今回は前作の短編と違って、中編が3本収録。

ボリュームがあって、読み応えがある作品となっております。

絵画の価値暴落から殺人未遂まで、絵画にまつわる話と、絵画にまったく関係ない人生を歩んできた、守がそれらに翻弄され、大きく人生が変わる物語です。

まさか、守の運命がこんなにも捻じ曲がるなんて・・・・・・。
今日子さんと出会って、新たな一歩を踏み出して欲しいですね。

 

こんな人におススメです

 

・連作短編中編を読みたい人。

・絵画や美術館に興味がある人。

・西尾維新の文章が好きな人。

・忘却探偵シリーズが好きな人。

 

 

過去のシリーズ作品

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