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【超恋愛脳】〝朝比奈うさぎの謎解き錬愛術〟柾木 政宗 ――ちょっと変わったヒロインの推理方法


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これは、何という推理方法なんだ・・・・・・。

表紙が可愛い女の子だ! 

売れない探偵事務所の探偵が主人公で、彼は一生懸命に推理するんだが、推理はからきしでな・・・・・・。

それじゃあ、その女の子が代わりに推理を行うんですね!

果たして「あれ」が推理と呼べるかどうか・・・・・・。

概要

 

探偵の迅人は、ストーカーに悩まされている。とてつもなく可愛い朝比奈うさぎに。彼女は「迅人は私が好き」ということを証明する時にだけ驚異的な推理力を発揮する。行く先々で遭遇する謎多き殺人現場でも、いつも彼女の妄想錬愛術が炸裂して副産物的に犯人が判明してしまう。残念イケメン探偵と偏狂ストーカー美少女(自称婚約者)の助手による、新感覚ラブコメ本格ミステリ、開幕。(「BOOK」データベースより)

 

個人的ポイント

 

登 場 人 物 : 主人公とヒロインが面白い。特にヒロインの言動が・・・・・・(笑)

文   章   力  : ラノベみたいな感じ。すいすい読める。

テ   ー   マ    : この小説のテーマは恋愛? それともストーカー?

ト リ ッ ク : トリックよりも、解決方法がミソ。

後   読   感  : ある意味爽快に読めました(笑)

読み所のひとつにヒロインの妄執的な愛もあるぞ。
どこにヒロインの目が光っているのかもポイント。それが事件解決の鍵になるのだ。

 

感想

 

主人公の迅人は探偵事務所を構える探偵なのだが、推理はいつも空回り。

それをヒロイン役の「朝比奈うさぎ」が事件の推理をするという、どこかで読んだような、設定なのかと思いきや・・・・・・。

彼女は事件の推理なんか眼中にない!

朝比奈うさぎの目に映っているのは、迅人だけ!

彼女は望月迅人の一挙手一投足を観察している。その副産物によって犯人が判明してしまうのです。「迅人は○○だから私の事が好きな筈」という証明する時だけ、驚異の推理力を発揮するんです。

この小説の読みどころは、ヒロインの朝比奈うさぎの妄執的な望月迅人への愛。

従来の推理小説と違って、犯人の行動や動機を推理するのではなく、ヒロインの思考回路を考える事によって、犯人を絞り込むのが斬新でした。

望月迅人と朝比奈うさぎとの恋愛小説としても読めるので、さらっと読めます。

こんな美少女でもストカーはちょっと遠慮したい。
盗聴器とか付けるのヤバ過ぎでしょう・・・・・・。

 

こんな人におススメです

 

・恋愛(?)小説を読みたい人。

・主人公がヒロインに滅茶苦茶愛される話を読みたい人。

・ストーカーヒロインを読みたい人。

・ちょっと変わった推理を読みたい人。