雪だるまの本棚

本や自分の活動について発信します

【私のせいで死んだ?】〝王とサーカス〟米澤 穂信―――ジャーナリストの信念とは


スポンサーリンク

f:id:KuraMystery:20191028185612p:plain



 

このジャーナリズムとは何かと問いかける小説だ。

何だか難しそうな話ですね。

その分読み応えは充分だ。きっと後悔しない。

それは楽しみですね! ページ数も多いですがその分楽しみがぎっしり詰まってそうです。

概要

 

海外旅行特集の仕事を受け、太刀洗万智はネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王殺害事件が勃発する。太刀洗は早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり…2001年に実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた壮大なフィクション、米澤ミステリの記念碑的傑作。『このミステリーがすごい!2016年版』(宝島社)“週刊文春”2015年ミステリーベスト10(文藝春秋)「ミステリが読みたい!2016年版」(早川書房)第1位。(「BOOK」データベースより)

 

個人的ポイント

 

登 場 人 物 : 主人公の太刀洗万智の正義について深く触れている。

文   章   力  : 舞台が外国なので、登場人物がカタカナ。苦手な人がいるかも。

テ   ー   マ    : ジャーナリズムとは。報道とは。

ト リ ッ ク : トリックよりも犯人の動機に重点が置かれている。

後   読   感  : 太刀洗万智の今後について、大きく期待。彼女の物語をもっと読みたい。

推理小説として、とても読み応えがある一冊。
太刀洗万智のジャーナリストとは何か? を問いかける。

 

感想

 

ただの推理小説と片付ける事が出来ない一冊。

実際に起こったネパールでの王宮事件を元に描かれた推理小説

たまたま現地に居合わせた太刀洗万智がこの王宮事件について、取材を行おうと尽力するも、太刀洗は果たして、この事件を報道するのが、この国にとって良い事なのか、と問われる。

果たして、太刀洗の出した答えとは?

これが、彼女の出した答えか・・・・・・。深いなぁ。

 

こんな人におススメです

 

・上質で、重厚なミステリを読みたい人。

・ジャーナリズムについて、深く突っ込んだ作品を読みたい人。

・1人の女性の成長物語を読みたい人。

ホワイダニットについて読みたい人。